どんなダイビングした?今日の天気は?季節ならではの風景は? 日誌を通じて、島の魅力を皆様と共有してゆきます。
沖縄の海は幼魚満載!が、子育て中のゴマモンガラには要注意!
2016/06/23
気温32℃ 水温27~26.5℃キホシスズメダイの幼魚がい~っぱい!
スズメダイに限らず、最近の海の中は、さまざまな幼魚たちがどんどん増えてきています。
群れの光景を眺めるのが好きな人も、ぼんやり宙に浮いているのが好きな人も、成魚と幼魚の色や模様の違いなどその生態を観察するのが好きな人も、どんな遊び方をしても楽しい!
ただ、我が子を育てることに全神経を注ぐ親魚が出る時期でもあることに、皆様どうぞご注意くださいね。
画像のゴマモンガラは、例年夏の時期、ダイバーに「ゴマモンガー」とも称され、恐れられる存在に。
もともと、ウニ、カニ、貝類をかみ砕くことができる強い歯をもっているのですが、繁殖期には、巣に産み付けた卵を保護するため、過度に近付く存在にはその歯をむき出しにして、猛烈かつ執拗に威嚇やアタックを仕掛けます。
何気な~く潜っていて知らずに近付いてしまう…なんてことは、とっても危険!!! ダイバーに悪気はなくても、向こうは必死です。
真夏の流血惨事を引き起こさないよう、周囲の状況を把握しながら潜るように心掛けましょう。
万一ロックオンされてしまった場合には、ゴマモンガラの動きから目を離すことなく、フィンで攻撃をかわし身を守りながら、すみやかに現場から離れるようにしてください。
親心に溢れたゴマモンガーの存在は、ダイバーにとっては恐怖ですが、これも水中生物の営みのひとつ。一定時期に限ったことと、理解し対応するしかないですネ。
さて、今日もギラギラと真夏の陽射しが降り注ぎ続けた沖縄ですが、明日以降も引き続き、のようです。
暑さ&陽射し対策と水分補給をしっかりして、楽しく過ごしましょ♪
【海】5ミリウェットスーツ
【陸上】半袖。飲食店や乗り物内では薄手の羽織物があると便利