美ら海振興会主催で行っているサンゴの植え付け。

その場所である、チービシ・神山島「三日月の根」にて、先日、定例のモニタリングを行ってきたので、今日はそのご報告を。

 

設置した保護カゴの中に、サザンアイランダーがモニタリングを担当している植え付けサンゴ10株があります。

カゴを外してみると…

 

一部白っぽくなっているところがあるのは気になりますが、植え付けから9カ月を経て、引き続き10株すべてが、枝を上へ横へと広げている様子を確認できました。

それにしても、ここを縄張りとしているルリホシスズメダイの主張がハンパないっ！

1枚目、2枚目、どちらの画像にも、強い視線で写り込んでいますよね。

モニタリング作業中、繰り返し、こちらの手や頭などにアタックを仕掛けて来るので、グローブ着けないと、危ない、アブナイ…（汗）

 

ショックだったのは、植え付けサンゴのすぐ近くに、レイシ貝を1個発見したこと。

もちろん、速やかに除去をしましたが、保護カゴを設置していても、小さな貝の侵入を防ぐことは叶いませんからねぇ…。

今後も定期的なモニタリングと駆除作業で、対抗しなくては。

 

モニタリング終了後は、時間と空気の残りが許す範囲で、その他サンゴの様子チェック＆レイシ貝の駆除活動に励みました。

台風間近の状況だったからか、水の透明度がすこぶる良かったです。

サンゴたち、台風5号の影響を受けず無事やり過ごしてくれますように！