今月上旬の話なんですが、恒例の植え付けサンゴモニタリング9月度分を行ったので、遅ればせながらそのご報告を。

アイランダーが植え付けを行い、そのモニタリングを担当しているサンゴたちは、この根の北端（画像左上）にあります。

今回のモニタリングでは、10株中9株と、10株中8株の生存を確認。8月モニタリングの際にはそれぞれ10株が生存、つまり生存率100％だったので、約1カ月の間にダメージを受けてしまった模様です。

今後さらなるダメージが生じないことを願いつつ、無事成長してゆくことがいかに偶然の積み重なりであるか、自然環境の厳しさにも納得せざるを得ませんね。

さて、話は変わり。この根に向かって潜降していった際「ラッキー！」と思わずつぶやきました。見える人には、すでに見えているかな？

そう、この画像の中に、カメが写っています。アオウミガメ！

 

ソフトコーラルをベッド代わりにして、のんびりくつろぎ中。

かわいい～！

驚かせないよう注意しながら、サンゴのモニタリングを行いました。

 

「三日月の根」全景。

もともとあったサンゴが育ち、植え付けサンゴも育ち、そこに魚が集まり、カメもお気に入り…そんな場所は、上から眺めると三日月型！

ファンダイビングの水中ツアーでここを通ることも多いので、機会があればぜひ一人でも多くの皆様に、この環境をご紹介できたらな～と思います。