体長40センチはあったゴマモンガラ。

貝をかみ砕くこともできる非常に強い歯で、せっせと食事中なのか獲物を物色中なのか。

夏の繁殖期には、産み付けた卵を守るため周囲に対して超攻撃的で、これほどまでに近付いて観察したり撮影することは絶対に叶いません。

でも、今の時期なら…。先日のケラマダイブでかなりの大型に遭遇したので、この機会に！とばかりに注目してみました。

 

周囲にいる魚たちにも圧倒的な存在感を放ちつつ、マイペースで過ごしています。

少しづつ距離を詰めて接写をし、細かな部分まで観察をしていたら…

 

ギロッ！

ぎゃ～見られた！目が合った！「何見てんだよぉ～（怒）」的なあしらいを受けちゃいました。

今は繁殖期外と分かっていても、やっぱ恐るべし「ゴマモンガー！！！」。威圧感ハンパなし。

そ～っと、さ～っと、その場を離れ、ゴマモンガラの日常を邪魔しないようにと、気配を消したダイバーがそこには居たのでした。